楽天店舗の商品ページでの離脱を防ぎ転換率を上げる方法

折角ショップに流入して下さったお客様がすぐに離脱してしまうという相談をよく頂きます。今回は楽天の商品ページで離脱されてしまう理由と、それを防ぐ方法をご紹介させて頂きます。

お客様は目的を持ち、検索から入ってくる

楽天でお買い物をするお客様のほとんどは、欲しいものや気になっている商品があり、それを検索し検索結果一覧から各ショップへと流入していきます。しかし、クリックした商品がドンピシャでお客様の条件に完全に一致する可能性は非常に低いのが現実です。折角購買意欲が高いお客様が来て下さったにも関わらず、購入のチャンスを1度きりしか設けられないのは非常に勿体ないです。

お客様が商品ページから離脱してしまう理由

皆さまにも欲しい物が決まっており、探している際に「欲しい色が売り切れている」、「欲しいサイズが売り切れている」という経験はありませんか?

例えばアディダスのスニーカーが欲しくて検索した際、気に入った商品があったものの、自分のサイズが無ければ当然購入には至りません。「他のを探そう」と検索結果に戻ってしまうのが通常のお客様の行動になります。では、このうような状況を防ぎ、貴店で買ってもらうためにはどうすればいいでしょうか。

お客様の離脱を防ぐ方法

アディダスのスニーカーが欲しいのにサイズが無ければお客様はどうするでしょうか。検索画面に戻っても結局「同じようなスニーカーでサイズがある物を探す。」という事になります。もし、貴店にて類似の商品を提案出来ていればそのまま購入に繋がる可能性が高いです。

上記のように似ている商品(同カテゴリー・類似商品)をカゴ周りや商品ページ内に施策する事が出来れば離脱を防ぐと同時に、転換率を向上させ売上を上げる事が可能になります。

注意すべきポイント

この対策は同カテゴリーではほぼ意味がありません。アディダスのスニーカーが欲しいお客様に対してワンピースをおすすめしても離脱を防ぐ事はできません。必ず同カテゴリー、類似の商品がお客様の目に触れるように心がけて下さい。

また、1商品だけに施策をしても対策としては弱くなってしまいます。お客様が検索し、その結果から店舗へ入ってくるのでどの商品が入り口になるかを店舗側は選べません。店舗にとってもお客様にとっても機会損失にならないよう、全商品に行うようにしましょう。

離脱率を改善した実例

店舗様情報
売上規模:月商300万円規模
ジャンル:レディースアパレル
商品数:1000商品以内
出店:3年目

アクセスがあるにも関わらず、離脱率が低く平均PVが2を切ってしまう月も。20~30代の女性がメインターゲットという事もあり、スマートフォン経由が9割を占めるもトラッキングを見ると1商品での離脱が多く見られました。

施策内容と効果

検索経由でお客様が流入し、その商品が気に入らず離脱という可能性が高いと考え、商品ページのカゴ周りに同カテゴリーの商品を全商品に対して設置致しました。

結果は平均月商270万から320万円へ。昨年対比+20~25%を現在まで保って推移、平均PVは2前後から+100%の4PV前後まで向上させる事が出来ました。

まとめ

楽天市場内でお買い物をするお客様は目的を持っています。

欲しい商品を出来るだけ目に触れるように施策する事でお客様の離脱を防ぎ、購入に繋がる可能性を高める事が出来ます。全商品に行う事時間が無い、随時更新を行うのはリソース的に困難と感じる店舗様もいらっしゃるかと存じます。

その際は弊社でもサポートさせて頂きますので、気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。

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